家事分担「自分が決めないと何も決まらない」—その疲れの正体

2026.08.03 | 夫婦関係・育児・家事分担

私が決めないと何も決まらない—その疲れの本当の正体

家のこと、子どものこと、今週の献立。気づいたら全部、自分が考えていた。

相手は言えばやってくれる。でも言わないと動かない。

「なんで自分ばっかり」という気持ちと、「でもやってくれているし」という気持ちがどちらもあって。

不満を言ってはいけない気がして、なんとなくずっと疲れている。



これって何に疲れているんだろう?こういうモヤモヤはどうしようもないんだろうか?

「悩み」というほどではないけど、もっと良くなりそうだよなーというレベルの、夫婦の悩み、意外と日常にたくさん溢れかえっているかもしれません。



特に産後や育児中は、初めての生活環境。寝不足。この疲れが一気に増す時期です。

夫婦の悩みあるある「家事分担がうまくいかない」をどうしてそうなるのか、どうしたら解消できそうか、少しみてみましょう。

手じゃなくて、頭が疲れている

ゴミ捨てをお願いして、出してもらえた。

でも、次のゴミ袋を補充したり、ゴミの日の管理をしたり。家中のゴミを集めてきたり。

ゴミを出すための考えること、段取り、そこまでは全部自分だということもあるかもしれません。

家事には「作業」の前に、気づく、確認する、段取りする。この頭の中の仕事が、ずっと片方にかかり続けている。



料理も同じです。自分が料理担当だとして、もし「今日つくるね」と代わってもらえたとしても、「じゃあ楽になった!!」ってことには、なりにくいですよね。

もちろん、やってもらえることが1つでもあれば、とってもありがたいけど。

冷蔵庫に何があるか、誰が何を食べられるか、余った食材をどう使うか——そういうことを頭に入れながら「何をつくるか」を決めることが大変だったりするから。

「つくる」という作業の前後に、想像以上にあれこれ考えていることもあるのですよね。



子どものこともそうです。保育園の持ち物、予防接種の時期、今週の連絡帳に書くこと。誰かが常に「次のこと」を考えている。そしてそれは、いつも同じ人に偏っているかもしれません。

手を動かしているかどうかに関係なく、頭はずっと働き続けている。

これは「気づいている人と気づいていない人」の差から生まれています。いつもメインで分担を担っているほうが、慣れもあって気がつきやすい。

それは当然だから、どちらが悪いと言うことではないのに、「なんで気づかないの!」って思ってしまうこともありますよね。

ただ気がつかないことを気がつくようにすることって、できないと思うのです。気になることを気にしないことが難しいように。

「メンタル労働」??

目に見えない考える家事このことを、メンタル労働と言います。

名前があると、わかりやすくなる。物理的に楽になっていても自分が疲れているのはそういう部分を担当しているからだ!と思えるかもしれません。

モヤモヤとした「なんかうまくいかない」の正体が少し見えてくると、どうしたらいいかも少し整理されるかもしれません。



メンタル労働を片方が担当していることが多かったかもしれない、ということがわかると、「言われた家事をする」ではいまいちモヤモヤが残るのがわかるようなきがしませんか?

メンタル労働の部分をみえている人からすると、言われたことをするというのは、行動ベースの部分だけやってもらっても「やってもらったはずなのにモヤモヤする」という思いが残りがちです。

メンタル労働をやっていない人からすれば、やったつもりなのになんで不満なんだろう?ということが起こりえる。

一緒に同じ課題を考える、一緒に分担してやる、それって家事だけではなく仕事でもそうであったら嬉しいことですよね。

言われたことだけやって何が悪いのって後輩や部下がいたらきっとうんざりしちゃいますね。



まずはメンタル労働というものがあったんだ、ということを知ること。知るだけで調整しやすくなること、楽になれることってあると思います。

夫婦仲がうまくいかないと感じているとき、その理由が見えないままだと、疲れも怒りも行き場がなくなってしまいます。

なぜうまくいかないのかを構造として知ることで、「何について話せばいいか」がようやく見えてきます。

夫婦の悩みでは、これが嫌というわけではないんだけど、なんとなくうまくいっていない気がする、ということもあるものです。まずは知るところから初めてみるのもアリではないでしょうか。

自分の疲れを言葉にする

変えようとする前に、まず「自分はどんなことに疲れているのか」を知ることが大事だと思っています。

いつも似たようなことで喧嘩になったり、ひとりで悩んだり。

「あ、悩んでいるな」「あー、疲れているな」そうやって客観的に自分をみて、自分の状態をまず発見してみる。

そして、悩んでいることを、なんでそうなっているか、分解して考えてみる。

そんなこともできると思います。

でもでも、それ1人でやるの結構厳しいですよね。もちろんAIと相談するのもいいと思います。

だけど、AIからは一般的対策が返ってくることが多いから、割とこうしたらいいのでは?という提案は定型な部分もあるかもしれません。



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自分の気持ちや価値観を少しずつ言葉にしていく。
ひとりから始めて、ふたりの土台を育てていく。それがhokumaです。

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